RDRAプロファイルを公開

リレーションシップ駆動要件分析(RDRA)をEnterpriseArchtectを使って行いためのプロファイルを公開した。

http://k-method.jp/temp/tool.html

このプロファイルを使うことでRDRA専用のダイアグラムが使用できるようになり、そのダイアグラムに対応したツールボックスが表示される。そして、関連線を引くためのクイックリンクも用意した。

EnterpriseArchtect(EA)は拡張性に優れたツールなのでこれらのことをXMLの定義だけで出来てしまう。

RDRAではアクティビティにユースケースをつなげたり、ユースケースにクラスをつなげたりする。
要件を分析するためには、UMLのルールは無視している。
アクティビティにユースケースをつなげるのは、どの作業においてユースケースが関わるかを明らかにするためである。またユースケースにクラスをつなげるのは、ユースケースでの入出力情報を明らかにするためである。

このようにアイコン同士をつなげることで分析がスピーディーに進められる。特に難しい抽象化のテクニックも必要ないので、普段UMLに接していない人でも直ぐに使いこなすことができる。

このためにのツールとしてEAは実に良くできている。
UML準拠の設定を外すことでいろいろなものがつなげられるようになるからである。

そしてRDRAプロファイルを使うとRDRAで定義されているダイアグラムが事前に用意され、それ用のツールボックスも表示される。

また、先に公開しているテンプレートと併用することを念頭においているので、併用することで一層効果的に使用することができる。

RDRAで要件を分析する時には是非使って欲しい。