バージョン1.5公開
先週「要件のツボ」バージョン1.5を先週公開した。
このバージョンではパッケージの関係をグラフィカルに表示し、その関係を調整できる「パッケージ登録」を追加した。
当面の積み残し機能の中で最後に残っていた重要な機能である。
ある程度規模の大きなシステムになると、サブシステム分割が欠かせない。
そこで「要件のツボ」ではサブシステムに対応するものとしてパッケージを対応させ、同じくUMLのパッケージにも対応させた。
パッケージに分割すると今度はパッケージ間の関係が重要になる。
そこでパッケージ登録画面では、パッケージ間の関係をグラフィカルに表示し、各々の関係の詳細を表示出来るようにした。
定義情報をパッケージ間で移動させることで関係を調整できる機能も用意した。
<早わかりビデオ集>要件定義支援ツール【要件のツボ】
これで規模の大きな要件定義にも対応出来るようになった。
サブシステム間の依存関係を一目で見られる機能は既存システムの分析で一番効果を発揮すると考えている。
画面、イベントとデータをパッケージに分割し、それらの関係を整理することでシステムの全体像が見えてくる。
画面、イベントとデータは機能でつなぎ、機能とデータはCRUD分析で結びつける。
<早わかりビデオ集>要件定義支援ツール【要件のツボ】
業務の流れは状態とその遷移で表現し、その遷移に画面とイベントを紐付ける。
<早わかりビデオ集>要件定義支援ツール【要件のツボ】
これで既存システムの分析を行い、次期システムの要件定義にスムーズにつなげることを考えている。
問題はどうやってサブシステム分割を行うか ということだがこれは次回まとめたいと思う。