2009-12-01から1ヶ月間の記事一覧

今年一番刺激的だった本は

「ミンスキー博士の脳の探検」 20年ほど前にミンスキー氏の「心の社会」を読んでから続編を期待していた。心の社会も刺激的だったが、今回の脳の探検はもっと刺激的だった。私がこの2冊の本を好きなのは難しい数式や理論ではなく、考え方として図や平易な…

モジュールは見通しをよくする

Scalaでプログラムを組むようになって3年経つが最近Scalaの功績の中では「object」キーワードの働きが大きいのではないかと考えるようになった。objectキーワードはSingltonやjavaのstaticの代用などいくつかの側面があるが、私が多用しているのはモジュー…

方向性を決めるために

ここ数回みんなで考えることをテーマに書いてきましたが、今回はシステムの方向性を決めるための進め方について書きます。システム化の方向性とは開発するシステムの目的や価値などに結びつく思考のパターンや問題解決の決め方です。要件を定義していく中で…

一緒に考える

前回は早い段階での平行作業は精度の低い成果物しか作られないことを示しました。 今回は共同作業も進め方によっては効果が高いことを示します。作業は個人作業で行い「会議の場は作業結果の確認の場」というイメージがあります。 また、会議は時間の無駄、…