TRICHORD

今日のInfoQにTRICHORDの記事がでた。このプロダクトの要件定義に関わっていたのでこの記事が気になった。
前にもプロジェクト管理として触れたがWBSの使えないところではタイムボックスによる管理が有効である。
このツールはそのタイムボックスの考え方に基づいて開発されたものである。

http://www.infoq.com/jp/articles/agile-kanban-boards

このタイムボックスの記事の中でも触れられているが、そのプロジェクトの状況を「ひと、こと、とき」でみる視点が重要である。この視点にたってプロジェクトを整理していくとひどく混乱しているプロジェクトでも状況を整理する糸口が見えてくる。

先日ある会社の今後のシステム化について2ヶ月間のコンサルを行うことになった。非常に漠然とした中で打ち合わせをリードしていく必要があったが、その時に「ひと、こと、とき」の視点で整理することにした。
結果的に紆余曲折はあったが、うまく結論にたどり着くことができた。

漠然とした目標の中での羅針盤としてこの考え方は結構使える。
こまったときは使ってみるのも一考である。