2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧

Scala関連のビデオ

InfoQでScalaの主要開発者であるLex Spoonさんのビデオが掲載されました。http://www.infoq.com/presentations/jaoo-spoon-scalaプレゼントとビデオが連動しているのでわかりやすいです。ついでにMartin OderskyさんのインタビューとGoogle Tech Talksでのプ…

Scalaのなんでかな〜 constructor

Scalaのクラス定義がコンストラクターと一体になっている構文にとまどった方も多い(多くはいないかな?)のではないでしょうか。 私も最初何故このような構文なのかが分かりませんでした。でも最近このconstructorが関数プログラミングとオブジェクト指向の…

何でかな〜 objectキーワード

私がScalaを使い始めて「何でかな〜」と奇異に感じるScalaの構文がいくつかあります。 しかし使い込んでいるうちになるほどね〜〜と感心するものも多くあります。今回から何回かに分けてそのような構文をご紹介したいと思います。 (解釈は私の独断と偏見が…

C.システムの発注者と受注者が同一の会社のケース  

このケースはパッケージベンダーなどをイメージしているが、一番一般化して語るのが難しいものである。ここでの想定は要件定義者とその開発者が同じ会社であるという想定で述べる。この場合要件定義者と開発者の間には契約関係が存在しないので要件定義とし…

B.システム開発を受注する立場にとっての要件定義とは

システムを開発する側の立場に立つと二つの側面が要件定義書に求められる。 ・見積もり可能な情報があること ・実現する機能範囲が明確になること■見積もり可能な情報があること 見積もりを作成するにあたっては戦略的な価格設定、もしくは内部工数を積み上…

ユーザ企業における要件定義

A.システム開発を発注する立場(ユーザ企業など)この場合システム開発を発注する立場から、見積もり可能な内容が記述されたものがユーザ企業にとっての要件定義と考えることができる。これは正式な発注まではユーザ企業主導の要件定義で、SIerなどのシステ…

要件定義には何を定義すればいいのか

先(http://d.hatena.ne.jp/good_way/20080221/1203601549)に見てきたように要件定義は様々な目的で使われる。その各々のプロジェクトにおいて最適な要件定義となるためには次のような考え方がある。「要件定義書をもとに要件を説明でき、聞き手がそれを理解…