プロジェクト管理で思うこと

昔からシステム開発の現場では長時間労働が多い。

長時間労働の職場は総じて3K職場のイメージがある。

システム開発での3Kの職場というと長時間労働で、メンバー間のコミュニケーションが少なく、低生産性の職場が想像できる。

しかし、中には長時間労働でも3Kではない職場がある。

その違いは「職場にクリエイティビティが有るか無いか」の違いだと感じている。

クリエイティビティはシステムそのものについてもいえるし、仕事の仕方などにもいえる。

プロジェクトのメンバーが自立的でアイディアを出しながら自分たちの作業を改善している場合は長時間労働でも楽しい職場である。

プロジェクト管理の本は沢山出ているが、鍵はプロジェクト内のコミュニケーションだと思う。

閉塞的なプロジェクトはすぐにできるが、コミュニケーションの活発なプロジェクトにするのは至難の業である。

様々な手法によって生産性を上げようと躍起になっているが、モチベーションに勝るものはない。

まずはモチベーションをいかに上げられるかが、プロジェクト管理のポイントである。

そしてそのバロメータがコミュニケーションの円滑度である。