計画が問題  実施方法が問題

計画を立てそれに基づき実施して差違が出た場合は必ず「何で遅れた」となる。つまり、実施が問題視される。しかし、これは絶えず計画が悪いのか実施方法が悪いのかの両方から考える必要がある。

スケジュール管理の場合は遅れを管理しようとするあまり、実施が計画通りに終わらないことを問題視する。だから、遅れているかどうかに非常に関心がある。

WBSでは納期に間に合わせるために全タスクを並べて納期内に収まるように調整する。だから、計画通りにいけば納期に間に合うことになる。

先に示した「何で遅れた」の背景には「計画通りに進めれば納期に間に合う」という考えが深く関与している。

計画を見直すと納期内に収まらなくなる可能性が出てくるのでそれを恐れる。

「計画は妥当か」という発想になるためにはどうしたらいいのだろうか?