上流工程の勉強会開催
札幌には上流工程の勉強会がほとんど無い、唯一の例外はアジャイル関連の企画がRuby関連のコミュニティで行われている程度である。
そこで自分で企画した。
対象は要件定義とアーキテクチャ、開発プロセスを対象にしている。
当面は「産総研の包括フレームワーク」を取り上げたいと思っている。
どうせ開催するなら役に立つものにしたい ということと、札幌市の取り組みが面白かったので考える価値があると思ったからである。
前の記事(包括フレームワークの開発プロセス - 神崎コンサルノート)でも書いたが札幌市が包括フレームワークで実現しようとしているのが、工程毎の調達である。
工程を組み立てるときの考慮事項を考えることで、工程毎の調達のメリット、デメリットが整理できると考えている。
そこで勉強会の1回目は開発工程をディスカッションしながら組み立てることを考えている。
包括フレームワークを取り上げると言っても、それを知っている人もなく簡単な資料があるだけなので、まずは基本的なところでディスカッションしたいと考えている。
工程を組み立てるための考慮事項を知ることで工程がどのような意図で構成されるかが見えてくる。
2回目はその知識を使って包括フレームワークの開発プロセスを分解したいと考えている。
そうすることで問題点の把握とその対処が見えてくる。
そして積極的に工程を利用することも可能になる。
札幌市の案件に関わる人が勉強会に出るとは思わないが、実際のプロセスを題材にすることで活きたネタを考えるのが面白いと思う。
1回目は10月15日を考えている。
興味のある人は以下から申し込んでほしい。
また今後の連絡用にGoogle Groupも用意したので興味のある方は参加お願いします。