ものこと分析


KANAMEをGoogleで検索してたら「ものこと分析」にぶつかった。
以前から言葉としては知っていたが、その中身は知らなかった。
いい機会なので本をよんでみることにした。

なかなか示唆に富んだいい本である。

仕事とは「行わねばならないこと」を「体や頭を使って行うこと」として定義され、それが目的と手段に分かれて定義されている。

 目的:行わねばならないこと
 手段:体や頭を使って行うこと

行わなければならないこと というのは以下のようなことである。

 対象をはじめの状態から終わりの状態に変換すること

この状態の変更というところが、とてもしっくりくる。
RDRAのプロセス管理ではイテレーションあるはマイルストーン毎の状態を管理することに焦点を当てている。
その考え方にとてもなじみやすい。

その他にもワークヘッド、基本変換など、ソフトウェア開発の参考になるものが沢山含まれている。

大規模開発について考えないといけないことが頭の片隅にあり、この本を読みながら様々なアイディアがわいてきた。

要件定義の時にお客さんの業務を分析するために使えるのはもちろんだが、自分の業界に当てはめて考えてみたくなった。

今度じっくりソフトウェア開発にあてはめてみたいと考えている。