生産性の加速度を考える

スケジュールを立てる時は人の生産性をプロジェクトの開発期間中均一だとして計算することが多いが、実際は同一の人でも開発の時期によって生産性が異なるものである。開発が始まって最初のころは誰でも生産性は極端に低いが、それが1,2ヶ月もすると相当生産性が上がってきます

新米のプロジェクトリーダーの場合その当たりの読みが無いので、やたらに最初から高い生産性を求めたり、開発の初期の段階での学習期間を用意しない(とにかく成果物を上げようとするのでそれに結びつかない作業を行わない)ことがよくあります。

逆に熟練しているプロジェクトリーダーは開発効率の向上を意識しています。そしてその加速度を考えてスケジュールを考えますし、加速度があがるような工夫をします。つまり非生産的な行為が後々の加速度に貢献することを知っていますので、そのための時間を割くことをいといません。

これからプロジェクトリーダーになる人はどのようにしたらプロジェクトの開発生産性を上げられるかを考えてみて下さい。それは日頃の開発現場には山のようにそのヒントが隠されています。

開発環境の整備や開発手法の共有などこまかな改善の余地がたくさんあります。

そして一番効果があるのがプロジェクトメンバーのモチベーションのアップを図ることです。
つまり、生産性を上げていく方法というのはそのままモチベーションを上げる方法を考えることでもあります。
そのためには日頃から開発メンバー一人々の意見を吸い上げることから始まります.....

例えばニコニコカレンダーなど どうですか?

http://www.geocities.jp/nikonikocalendar/index_ja.html